恋人として特別な存在だった二人も、一度別れてしまえばまったく別。
これまであんなにも燃え上がっていたラブラブな雰囲気はどこへやら、一向にそんな気配もなく、一切の連絡も取らないというのが一般的。
ほとんどのカップルが、以前のような関係に戻るのではないでしょうか。
以前のような関係とは、たとえば職場の同僚としてなのか、学校のクラスメート、仲の良いグループメンバーの一人になるのかそれは人によって様々です。
ただ、一度は特別な関係になった間柄なのですから、そんなに簡単に以前の状態に戻ることができるのでしょうか。
たとえば、行き当たりばったりの状況で付き合うことになった二人であれば、別れと同時にすべての縁もすっぱりと切ることはできるかもしれません。
しかし行動する場所、つまりテリトリーが同じという状況では、嫌でも別れた人の姿を目にするのです。
早く関係を断ち切りたくても、そんなに簡単なことではないということなのですが、この状況は、関係をすっぱりと断ち切りたい人にとっては、悩みの種かもしれませんが、復縁を考えている人にとっては、意外とプラスに作用することもあるのです。
事実、別れたり、離れたりを繰り返しているカップルの中には、結局結婚という形で復縁したというケースも少なくないのですから。
すべてのカップルが必ずしも復縁したり、よりを戻すということではありませんが、それぞれの別れの状況からその後の発展について考えて見ましょう。
タイプその１・円満別れを経験したカップルの場合
たとえば、双方で納得し、じっくりと話し合った結果、別れを決意した場合には、意外と復縁の可能性も高いといわれています。
その理由は、表面上円満と思ってはいるものの、片方にまだ未練が残っている場合が多いからなのです。
話し合った結果、やっぱり別々の道を歩むことになった。だけど内面は意外と引きずっていることが多い、事実上円満別れなんて存在しないからなのです。
この場合、形式上はお互いのことを嫌いになったりして別れているわけではないので、別れた後の関係性というのは非常に良好で、積極的に会話をすることもあるのです。
カップルでいるときには、気づけなかったことも、距離をとり、違った関係性から互いのことを冷静に見つめることができるので、新たな発見ができ「あれ？なんで別れてしまったんだろう」という気づきがあるのが、このタイプの復縁の特徴です。
さらに心に未練を残している側としては、もう一度二人の関係を復活させるためにと、できるだけ良い印象を与えるよう努力し、振舞いますので、当然別れた相手に対する高感度も高くなるでしょう。
だって一度は特別な関係になった相手なのですから、もう一度振り向かせることくらい朝飯前ですよね。
円満別れでの復縁率が高いのは、円満に別れることで、その後の関係性を良好に保てること、また友達としてスタートさせ、改めて相手の良い点や悪い点、魅力的な点を見つめなおすことができるという点ではないでしょうか。
タイプその2・喧嘩別れを経験したカップルの場合
浮気や暴力、性格の不一致、経済的な価値観など様々なトラブルが原因で別れることになった二人で、もっとも最悪なのは喧嘩別れです。
理由はともあれ、互いを罵りあい、売り言葉に買い言葉で、別れを決めてしまった二人は、その後の関係を取り戻すのは非常に困難なんです。
しかし、意外と復縁の可能性も高いのもこのタイプのカップルなんです。
互いが感情的になってとった行動が別れなのですから、ある程度興奮を押さえ、冷静さを取り戻す期間を与えられることで、再びよりを戻すことができるはずです。
ただ復縁を可能にするためには、喧嘩別れをした後の行動が重要です。
すぐにしつこく連絡を取ろうとしたり、その後も執拗に相手のことを罵る、自分の気持ちだけを一方的に伝えるようなしつこい行動をとることで、さらに印象を悪くしてしまうでしょう。
会いたい気持ちや伝えたい気持ち、誤解を解きたい気持ちをぐっと我慢して、しばらく距離をとることが復縁のために重要なポイントなんです。
喧嘩別れの場合、気まずくてその後気軽に声をかけることも、連絡を取ることも難しいのが現状。だからこそ、復活のときのタイミングは、とても重要です。
今生の別れとして受け入れるか、それとも復活愛に持ち込めるか、冷静に状況を判断するようにしましょう。
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